先週の土曜日にあった関西大学初等部での活動についてです。前回の活動では、絵本を作る、おもちゃを作って送る、などの案が子供たちから出ました。
が、しかしです。これらの案、子供たちの話を聞いていると、自分たちの立場から良い悪いを判断しているよう。送る先のカンボジアの子供たちのことをもっと考える必要があるのでは・・・。そう考えて、今回の活動では子供たちとワークショップを行い、改めて自分たちの案を見直してもらうことになりました。
ワークショップでは「大学生の生活を良くしよう」というテーマで提示したデメリットから改善案を考えてもらいました。当然、子供たちは自分たちの視点から案を出してきました。その後でJ-CaJaメンバーで考えた案を提示して、相手の立場に立って考えることの大切さを子供たちに話しました。
さて、その上で、子供たちが出した案をグループに分かれて見直すことにしました。今回は見直す要点をまとめたチェックシートなるものを用意し、項目を見ながら子供たちの案を再検討してもらいました。相手は本当に必要としているのか、迷惑にならないか、継続的に使ってもらえるか・・・。相手の立場にたって物事を考えるのはJ-CaJaメンバーでも簡単なことではないのですが、子供たちは一つ一つ項目を読みながらディスカッションをしていました。
文責:リック