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カンボジアの風に、あしたをのせて。
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アキラ地雷博物館
シェムリアップにて単身地雷撤去作業をするアキ・ラ氏(通称アキラ氏)が運営する博物館。
館長であるアキラ氏はポルポト時代に両親を亡くした。一人で生き抜くため、幼いころからクメール・ルージュ、ベトナム軍、カンボジア軍で兵士として働き、戦場に地雷を埋めるという経験もしてきた。内戦が終わっても地雷による被害が後を絶たない現状から、「今まで地雷を埋めてきたことの償い」という気持ちで、ボランティアで地雷撤去を行っている。
この博物館に展示してある地雷、兵器の数々は、全てアキラ氏が収集し、完全な安全処理を施したものである。他にも、地雷の危険を伝えるパネルの展示や物販所もある。
また、アキラ氏は地雷の被害を受けた手足を失った子どもを集め、学校への通学やその後、彼らが自立した生活ができるようにする事にも取り組んでおり、孤児院も併設されている。
博物館の中心にある、おびただしい量の地雷で埋め尽くされた展示物が目に入っただけで、戦争や地雷の恐怖がひしひしと伝わってくる。
アキラ地雷博物館 HP
http://peace.s9.xrea.com/
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